こんにちは、きよです。
年始に夫の地元・メンフィスで結婚式を挙げさせていただいたので、全体の流れをまとめました。一部ハプニングもありましたが、周りの方の助けもありとてもあたたかい1日を過ごすことができました。
アメリカで友人の結婚式や自分の結婚式がある方は、流れがどんな感じか不安だったりすると思います。この記事で、アメリカでの一般的な結婚式のだいたいの流れが把握してもらえて、結婚式が楽しめることを願っています!♡
私たちのプロフィール
日本在住約5年になるアメリカ人夫と、日本生まれ&日本育ちの私。
コロナ禍の2021年にマッチングアプリで出会い、2023年に婚約&入籍しました。
日常の会話は7割英語、3割日本語です。
結婚式を検討し始めた時期は、同棲を始めたり結婚指輪を購入したりしたタイミングで、恥ずかしながら貯金はあまりない状態でした。アメリカの結婚式については、夫の両親がホストとなって開いてくれました。
1日の流れ
私たちの場合の結婚式の日の1日をまとめました!
時間 | 内容 |
---|---|
7:30 | 起床・ベースメイク |
9:00 | ヘアセットのため美容院へ |
9:30 | ヘアセット(のはずだった) |
11:00 | 新郎宅到着(のはずだった) |
12:00 | チームブライドランチ / チームグルームランチ |
14:30 | 会場入り |
15:00 | 準備・着替え |
16:00 | ファーストミート with 新郎 |
16:30 | フォーマル写真撮影 part1 |
17:00 | ファーストミート with 家族 |
17:30 | フォーマル写真撮影 part2 |
18:00 | 休憩&待機 / ゲスト到着 |
18:30 | 挙式スタート |
19:30 | パーティスタート |
22:40 | おひらき・ラストダンス |
23:00 | 新郎新郎のお見送り |
23:30 | ホテル到着・着替え、片付け |
25:00 | 就寝 |
7:30から始まり、眠ることができたのは25:00頃でした!
実際に体験してみて、まさによくあるキャッチフレーズの "The Big Day" だな〜と思いました。
またこちらの1日の流れは新郎新婦として結婚式を挙げた場合になります。親族としてなのか、それとも友人としてなのかでもちろん時間は異なります。
グループごとの関わる時間帯
★新郎新婦は7:30〜25:00
★親族・親戚は11:00〜23:00
★友人・職場関係者は18:00〜23:00
また私にとって新鮮だったのは、パーティの途中で帰ることもOKということです。日本の結婚式&披露宴では途中で帰るのはなかなか難しいですよね。
アメリカでの結婚式の流れ【詳細】
ここからは写真を交えて詳しく説明していきます!
7:30 起床・ベースメイク
結婚式翌日に帰国のためメンフィスを離れる予定だったため、メイクや準備をした後に全ての荷物をまとめる必要がありました。そのため少し早めに起きました。
前日夜も遅くまで荷造りに時間がかかって眠かった、、、
9:00 ヘアセットのため美容院へ
ヘアセットに向かうため、義母の姉が迎えに来てくれました!大量の荷物を持ってLet's go!!!
9:30 ヘアセット(のはずだった)
9:30には美容院に到着のはずでしたが、ここでハプニング発生。
なんとナビの目的地を間違えて設定していたようで、目的地からかなり遠い市街地の方へ向かっていました。そこで義母に連絡をとり、美容院に連絡をとってもらったところ、なんともう一つ間違いがあって予約時間が違ったことが発覚。。。笑
どっちにしろ予約時間に間に合わなかった運命でした笑
おばはとても落ち込んでいましたが、お詫びに、とスタバを奢ってくれました。
「あなたが"Bridezilla"じゃなくてよかったわ」と言っていました。私はこの言葉を知らなかったのですが、結婚式の日や準備の時に怒り狂う新婦のことを指すそうです笑
ハプニングも思い出のひとつよね
11:00 新郎宅到着(のはずだった)
当初の予定ではヘアセットを終えて11:00に新郎宅へ到着する予定でした。が、ハプニングがあり10:00には新郎宅へ到着。
美容院でやってもらう代わりに、義姉と親戚のティーンエイジャーの女の子がヘアセットをしてくれました。
12:00 チームブライドランチ/チームグルームランチ
親戚の女性陣も続々と新郎宅に到着し、義母たちが用意してくれていたランチを食べます。
男性陣はスポーツバーで待ち合わせだったようです。
ランチを食べた後、親戚の方からもらったプレゼントをみんなの前でオープンしました。ランジェリーや"something old"のブレスレットなどをいただきました。
ブレスレットは、当日病気で来られなかった親戚の方からの贈り物だったのですが、なんでも若い頃旦那さんが日本に出張した時にお土産として買ってきてくれたものだそうで、おそらく50年くらい前の思い入れの深いものだったようです。
ブレスレットは"Something old"として結婚式中も身につけたよ〜
14:30 会場入り
ついに会場入りです。私たちの場合は、新郎の実家から車で10分ほどの場所の会場で、新郎の家族の車に乗せてもらい移動しました。
アメリカでは日本と違って、ファーストミートまではドレスを見せちゃいけない、見せるのはよろしくない、という考えがあるようです。私もその文化にならい、当日まではどんなドレスかも内緒にしていました。
なのでファーストミートまでは新郎と絶対に鉢合わせしないよう、みんなが気を遣ってくれていました。
到着したら、新婦控室で準備と着替え開始です!!
15:00 準備・着替え
ドレスは編み上げタイプのものだったため、日本から一緒に来てくれたブライズメイドの2人に手伝ってもらいました。
日本でドレスのサイズ直しをしてもらった際に編み上げをしてもらった写真を撮っていたので、その写真を見ながらやってもらいました。
16:00 ファーストミートwith新郎
いよいよファーストミート。
ファーストミートの直前まで少し緊張していましたが、夫の顔を見たらとびっきりの笑顔で安堵しました。
16:30 フォーマル写真撮影 part1
カメラマンによる2人の写真とグルームズメン&ブライズメイドとの屋外での写真撮影がありました。
屋外での撮影だったので、寒すぎて鳥肌がすごかったです・・・笑
特にポーズの指定はしていなかったのですが、カメラマンが色々と構図を考えて指示を出してくれました。
新郎新婦での撮影ポーズ
・クラシックカーに乗った2人
・クラシックカーの前でキス etc.
グルームズメン&ブライズメイドとの撮影ポーズ
・みんなで並んで
・新郎新婦がキスしてる横に並んで etc.
日本だとキスシーンの写真って挙式のファーストキスだけのような気がしますがいかがでしょう?笑
17:00 ファーストミートwith家族
日本から一緒に来てくれた父・義母・祖母・弟へドレス姿のお披露目をしました!
日本からの家族や友人に参加してもらえたおかげで、本当に幸せな時間を過ごせたのでとても感謝しています。
17:30 フォーマル写真撮影 part2
ここからは家族や親戚、グルームズメン&ブライズメイドといわゆるフォーマルな写真を撮影していきました。
ここで驚いたのが、両家の親族全員での撮影がなかったということです。日本だと、両家が集まった親族写真を撮影する方が多い気がします。
今回の結婚式では、夫の父方親族・夫の母方親族・私の親族といったグループで撮影でした。
撮影パターン
・新郎新婦と新郎父母
・新郎新婦と新郎父母&祖父母
・新郎新婦と新郎の2親等までの家族+子供
・新郎新婦と新郎父母&新郎父方親族
・新郎新婦と新郎父母&新郎母方親族
・新郎新婦と新婦家族
・新郎新婦と日本からのゲスト
・新郎新婦とリングベアラー(2歳になる甥っ子)
・新郎新婦とグルームズメン&ブライズメイド
・新郎新婦とグルームズメン&ブライズメイド&アッシャー&リングベアラー
・新郎とグルームズメン(みんなで&2人で)
・新婦とブライズメイド(みんなで&2人で) etc.
18:00 休憩&待機 / ゲスト到着
準備・写真撮影も完了し、控え室で少しスナックをつまみながら待ちます。続々とゲストが到着してきます。
挙式スタートが近づくと、新郎やグルームズメン&ブライズメイドは先に向かいます。
新婦は最後まで奥で待機だったので少し寂しかったです笑
18:30 挙式スタート
いよいよ挙式が始まります。
挙式の流れはこのような感じです。
挙式の流れ
家族入場
新郎入場
リングベアラー入場
新婦入場(父のエスコート)
父から新郎へ新婦を引き継ぐ
神父からの言葉
聖書からの1節読み上げ(従姉妹2名)
誓いの言葉
キス
新郎新婦退場
アメリカの挙式では、家族の入場も1つのイベントのようで、母・祖母に男性陣のエスコートが入り入場します。
驚いたのは指輪の交換がなかったこと。
日本ではすでに籍を入れていて結婚指輪を使っていても、結婚式では指輪交換する方が多いと思います。
ですがアメリカでは、すでに指輪を使い始めている場合は指輪交換はせず、指輪をはめている手に神父さんが手をあてて承認する、と言ったかたちのようです。
また、リングを子どもに運んでもらう演出は日本でも人気ですが、指輪は中には入れないのが主流だそうです笑
たしかに何かハプニングがあってなくなってしまったら大変なので、合理的ですね笑
また、日本からのゲストもいるため、挙式から日本語の通訳者にも参加してもらいました。
19:30 パーティスタート
ついにパーティがスタートです!パーティの流れはこちら。
パーティの流れ
ゲストがドリンクをとり会場へ
グルームズメン&ブライズメイド入場
新郎新婦入場
ファーストダンス
father&daughter ダンス
mother&son ダンス
〜歓談〜
ケーキカット&ファーストバイト
〜歓談〜
ダンスフロアオープン
ダンスパーティ(ゆったり系)
新婦父親の謝辞・乾杯
ダンスパーティ(アップテンポ系)
驚きポイントは乾杯のタイミング。
日本では通常最初の方に乾杯があり、それまでは乾杯用のドリンクは飲めないいと思います。
アメリカでは、乾杯は終盤の方でした。
ダンスダンスダンス!!
お腹もいっぱいになると、だんだんダンスホールにゲストが集まり始め、ダンスパーティが始まります。
最初はロマンチックなバラードから始まり、気づいた時にはクラブとかで流れる定番曲に変わっていました。
22:40 おひらき・ラストダンス
パーティがおひらきとなり、ゲストたちは新郎新婦を見送るための準備を始めます。
会場からゲストたちが出たら、2人だけでゲストには見せずに「ラストダンス」をします。
「楽しかったね〜」とか「あっという間だったね〜」とか話しながらダンスしました。
23:00 新郎新郎のお見送り
日本の結婚式では、新郎新婦や両家の両親が出入り口でゲストをお見送りするスタイルが主流かと思いますが、アメリカでは逆のようで、ゲストたちが道を作って新郎新婦を送り出してくれました。
23:30 ホテル到着・着替え・片付け
ホテルは結婚式会場近くの良きホテルを義父が予約してくれました〜!!!
フロントでチェックインすると、お部屋をアップグレードをしていただけました!
もうめちゃくちゃ眠くて疲れていたのですが、ドレスを脱いだり片付けたりにとても時間がかかりました。
そしてドレスを脱いだらお腹がぺこぺこになってしまって困っていたら、夫がスナックを買ってきてくれました笑
25:00 就寝
片付けや着替え、シャワーにドライヤーが終わってようやくベッドに寝転がれたのは大体25:00頃でした。
寝転がった後の記憶は何もないので、多分すぐに寝落ちしたんだと思います。笑
これにて結婚式の日の幕が閉じました。
クッタクタだけど最高の1日だった〜〜〜!
欧米のウエディングは長い?
欧米のウエディングはとても長いイメージがありました。
実際に体験してみたところ、アメリカでは結婚式自体は日本と比べると何時間も長いというわけではなく、少し長い程度なのかなと感じました。
ただ、親戚や親しい友人を招いたランチやプレゼントオープンなど、それ以外のイベントがあることもあり、それを考えると1日のイベントになるので日本より長いというのが分かりました。
これはあくまで私たちのパターンですので、自宅でパーティをする方などは会場の時間制限もありませんし、もっと長くパーティをするのかもしれません。
むすびに
アメリカの結婚式の流れを実体験付きで解説しましたがいかがでしたか?
アメリカでの挙式を考えている方、友人の挙式に参加する予定の方の参考になれば幸いです。
日本との違いも多く戸惑うかもしれませんが、せっかくの機会、楽しんでください!