国際結婚

国際結婚したら結婚式はどこでする?私たち日米夫婦の場合を紹介

国際結婚をすることが決まった方が、まず気になることの一つに結婚式があるのではないでしょうか?

自国か、相手の国か、それとも別の場所にするのか、、、

私たち夫婦がどのような候補地から最終的に決めたのかをご紹介します。

はじめに

結婚式に関して、夫と私2人の力だけでは到底実現できなかったのですが、家族や義両親をはじめとして、大変なご援助をいただいています。そのためこの記事は、あくまで私たちのパターンはこのようになりました、という共有になります。

同じ悩みを持った方の検討の参考に少しでもなれば幸いです。

私たちのプロフィール

日本在住約5年になるアメリカ人夫と、日本生まれ&日本育ちの私。

コロナ禍の2021年にマッチングアプリで出会い、2023年に婚約&入籍しました。

日常の会話は7割英語、3割日本語です。

結論:アメリカと日本の両方で結婚式

タイトルの通り、アメリカと日本両方で結婚式をすることができました!!!

両方の場所で結ぶことができ、本当に良かったと感じています。

と同時に、自分たちの力だけでは全くもって実現できなかったので、家族と義両親には大変感謝しています。

そしてこの記事を読んでいる方に伝えたいのは、まだ結婚式まで時間があるのなら、ぜったい貯金を頑張っておいてください!ということです、、、

わたしは結婚式の準備期間中、自分の不甲斐なさに涙する日も多くありました。

また、何とか結婚式を乗り切っても、その後の生活がままならないのでは?という強い不安を感じる状況がしばらく続いてしまったんですよね。

新婚旅行も行きたいのに、行く余裕なんてないんじゃないかって、、、

結果的に、多くの方のサポートと想定以上のボーナスのおかげで金銭的に余裕が少し生まれたため、強い不安感はなくなりました。

ですが、これらがなかったら結婚式当日も不安で楽しめなかったかもしれません、、、

お金は全てではないですが、結婚式、結婚に関してはあるに越したことはないです!!

結婚式を挙げる場所の候補地

結婚式をどこで挙げるかと考えた時、選択肢は以下の5つでした。

候補地一覧

・夫の地元メンフィス

・私の地元浜松

・夫が住んでいた山梨(仏教式)

・関東

・ハワイ

それぞれの場所にメリット・デメリットがあったため、表にまとめて整理しました。

候補地メリットデメリット
夫の地元
メンフィス
・夫の家族や友人が集まりやすい
・私が夫の家族や友人と直接会える機会になる
・私の家族は全員は参加できない
・打ち合わせや準備は完全にオンライン
私の地元
浜松
・私の家族が集まりやすい
・式場に支払う金額が関東より低そう
・夫の家族や友人・私の友人に地元を紹介できる
・夫の家族は全員は参加できない
・近くに空港がないため、遠方からの場合はゲストの負担が大きい
・関東の友人が多いため、御車代が結構かかりそう
・打ち合わせが対面の場合は交通費が嵩む
夫が住んでいた
山梨(仏教式)
・安く済みそう
・あまり体験する人の少ない仏教式を経験できる
・アクセスが悪い
・私の希望するウエディングスタイルではない
・夫の家族は全員は参加できない
関東・夫の友人も私の友人も関東圏に多いため集まりやすい
・地方や海外からでも新幹線や飛行機で比較的来やすい
・準備の打ち合わせなどが近くで済む
・高くなりそう
・夫の家族は全員は参加できない
ハワイ・アメリカ本土と日本の中間(やや日本寄りではあるが)
・憧れのリゾート婚ができる
・費用が嵩む
・友人などは結婚式に招待できない
候補地とそれぞれのメリット・デメリット

候補地のメリットとデメリットを比較し、私たちは最終的にアメリカでも日本でも結婚式を挙げることにしました。

結婚式を日米の2か所で挙げることに決めた理由

アメリカと日本の2か所で結婚式を挙げることにした理由は主に以下の3つです。

2か所で挙げることにした理由

①夫も私も親戚付き合いが多い方で、親戚にも参加してほしかった

②夫はアメリカにも日本にも友人がおり、どちらでも挙げたい

③夫の両親が支援と準備を申し出てくれた

詳しく説明していきます!

①夫も私も親戚付き合いが多い方で、親戚にも参加してほしかった

夫の親戚も私の親戚も、国を超えて結婚式に参加してもらうのは難しそうだということが分かりました。

しかし、夫も私も親戚とも仲が良く、みんなにお祝いしてもらいたい気持ちがとても強かったです。

また私の家族の事情ですが、両親が離婚していて父は再婚していたため、アメリカでの結婚式だけにしてしまうと、現地での行動などを考えると、父方か母方どちらかは参加ができないことになってしまいます。

離婚した時期は私が成人する頃で、両方にお世話になっていて今でもどちらとも仲が良いため、どちらかに見てもらえないことは私にとってとても悲しいことでした。

②夫はアメリカにも日本にも友人がおり、どちらでも挙げたい

夫は日本に住んでもうすぐ5年になるため、日本の友人もだいぶ増えていました。

そして私は友人は基本的にみんな日本にいます。

ですので私たちの会話は、日本では結婚式か結婚パーティをおこなうとして、アメリカはどうしよう、、という感じでした。

③夫の両親が支援と準備を申し出てくれた

確かに日本とアメリカの両方で式を挙げられたら、私たちが希望するゲストみんなに参加してもらえるな、、、と思いつつも、やはり金銭面的に両方で挙げる費用を二人で負担するのは絶対に不可能でした、、、

そんなとき、夫の両親がアメリカの結婚式をホストしてくれることを申し出てくれました。

本来アメリカの文化では新婦の家族が負担するそうなのですが、私も私の家族もそれを負担できるほどのお金は持っておらず、、、

申し訳なく思いつつも、将来恩返しすることを心に誓い、義両親にお願いさせてもらうことにしました。

最終的に辿りついた私たちの結婚式

度重なる検討を経て辿り着いた私たちの結婚式のスタイルはそれぞれこのような形になりました。

どちらも人生の中でもハイライトになるお気に入りの思い出となりました。

アメリカでの結婚式

結婚式の内容

・夫の家族&親戚&友人がゲストの中心

・私の親しい友人+父方家族(父、義母、弟)も日本から渡米して参加

・アメリカの伝統的な結婚式&パーティスタイル

・挙式スタイルはキリスト教式

・アイテムや料理などの手配は主に夫のお母さんが担当

アメリカでの結婚式の流れはこちらの記事で紹介していますので、よかったらこちらもご覧ください!

アメリカの結婚式はこんな流れ!実体験から時間軸で解説

アメリカ人夫と国際結婚した私が実際にアメリカで結婚式を体験してきたので、流れを写真付きでご紹介します。参列される方や実際に挙げる方のお役に立てば幸いです。

日本での結婚式

結婚式の内容

・私の家族&親戚と2人の友人がゲストの中心

・夫の家族(両親+双子の弟)もアメリカから訪日して参加

・日本の伝統的な結婚式&披露宴スタイル

・挙式スタイルは人前式

日本での結婚式は、ガーデン付きの結婚式場で春に挙げました。

ガーデンに桜の木があり、当日は桜満開で、気温もそこまで低くない日で最高の1日になりました。

むすびに

今回ほんとに感じたのは、お金めっっっっちゃ大事!!!ということと、家族への感謝です。

将来子供を持てて、子供が結婚するとなったときにサポートできる親になれるよう頑張りたいと思いました。

そして、今回に限らずいつも助けてくれる両親、義両親、親戚のみんなに誇りを持ってもらえるような人間になりたいし、恩返しもしていきたいと強く思います。

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  • この記事を書いた人

きよ

平成7年(1995)生まれの文系学部卒エンジニアです。 2020年からSESの会社で働いていましたが、転職して2023年からは自社開発企業でWebエンジニアとして働いています。 最近日本在住のアメリカ人と国際結婚しました。 ものづくりと旅が好きです。

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