フィリピン留学、あるいはセブ留学という言葉、聞いたことがありますか。
実は、近年留学先として人気な場所、それがセブです。わたしはオーストラリアへワーキングホリデーで行く前に、セブにある語学学校に3か月行ってきましたので、選んだ理由と実際のところどうだったのかをお話しできればと思います。
フィリピンはどんな国?
フィリピン(正式はフィリピン共和国)というアジアにある島国が持つ島の名前です。フィリピンにはなんと7000以上もの島があって、その中でもセブ島はリゾート地として有名です。フィリピンの首都はマニラですが、これはまた別の島になります。
フィリピンは熱帯地帯に属していて、一年中暑く、湿度も高いです。
6月から11月は雨季にあたるので比較的気温が低く涼しいときもあります。
フィリピンの言葉といえばタガログ語が有名ですが、各島で異なる言語を持っているため、公用語として英語も使われています。学校の授業も英語で行われるほど英語の使用率は高い国です。
フィリピンの特徴
- 正式名称:フィリピン共和国
- 首都:マニラ
- 人口:1.1億人(2022年時点)
- 公用語:フィリピン語と英語
セブはどこにある??
セブはフィリピンの真ん中あたりにあります。
セブへは成田からの直行便もあり、直行便であれば約5時間で行くことができます。
乗り継ぎ便の場合は、マニラ乗り換えが多く、約10時間ほどの時間でセブへ到着できます。
私がセブ留学を選んだ3つの理由
わたしは2018年の4月22日から7月20日の13週間(3か月間)、フィリピンの語学学校に行ったわけですが、フィリピンのセブを留学地に選んだのには3つの理由があります。
① 値段が良心的
フィリピンはまだ発展途上国なので物価が安いです。
そのため、生活費を欧米留学よりも大幅に抑えることができます。語学学校によっては1日3食付き、掃除洗濯付きなどのサービスもあります。
また、人件費も日本や欧米諸国に比べると安いため、授業料も安いことがほとんどです。
② マリンアクティビティが充実
わたしは海が大好きで休日にはアイランドホッピングやダイビングに出かけたいと考えていました。
そのため、これはかなりポイントが高かったです。もちろんこれらのアクティビティも日本と比べてかなり安く楽しめます!
③ 授業のほとんどがマンツーマンで、圧倒的に英語を使える
フィリピンにあるほとんどの学校が取り入れている授業スタイルがマンツーマンです。生徒1人対先生1人の授業になるため、圧倒的に喋る時間が多いです。欧米の語学学校では、1クラス10人くらいのグループ授業がメインスタイルのため、積極的に発言しないと喋る機会を増やすことができません。
授業の内容をそれぞれのレベルや目標に合わせて選ぶことができることに魅力を感じました。
ネットを調べると悪い噂もたくさん・・・
語学学校を選ぶ際、ネットで口コミなどを見ているとたくさん悪い評判も見ました。
フィリピン訛りがひどいとかご飯がまずいとか。
確かに私も最初は、フィリピン人の訛りについて少し心配したこともありましたが、最終的に、
一般的日本人の英語力はそれ以前の段階である
という言葉を聞き大変共感したため、フィリピンで英語を勉強することを決断しました。
総合的にフィリピン留学はどうだったか
さて、ここからは私の実際の体験をもとに、選んだ理由へのフィードバックをしていきたいと思います。
①値段が良心的 > 正しかった!
外食もツアーも安く済み、助かりました。
毎週金曜日はFarewell Party(お別れパーティ)があり、レストランなどへ行っていましたが、セブでは比較的値段が高めのレストランでも、好きなだけ飲んで食べても1人あたり3000円くらいでした。平均くらいの価格帯のレストランだと、1人あたり1500円~2000円くらいで済むことも多かったです。
②マリンアクティビティが充実 > 最高だった!
セブ留学中にしたマリンアクティビティはこちらです。
体験したマリンアクティビティ
- アイランドホッピング×2
- スキューバダイビングのアドバンスドライセンス取得
- オスロブでジンベイザメと泳ぐ
- スミロン島上陸&シュノーケリング
週末2日間で、アドバンスドのスキューバライセンスを無事に取得できました!
これはスクールメイト達と行ったアイランドホッピングツアーで立ち寄った白浜のビーチです。
このアイランドホッピングツアーも、1人あたり6000円ほどでグループ貸切のボート・ランチ付・送迎付・シュノーケリングセット貸し出しありで丸一日楽しめました!
③授業のほとんどがマンツーマンで、圧倒的に英語を使える > 発音なども個人で教えてもらえた!
こちらは留学時のスケジュールです。ぼかしてある部分には生徒の名前があり、それぞれのスケジュールを組んで出してくれます。
私の行った語学学校は、「自習による予習・復習が語学の上達には必須」という考えの学校だったため、授業は毎日4コマほどでした。
4コマのうち、1コマがグループクラス、3コマが個人クラスで、個人クラスは、「発音」「文法」「スピーキング」「ライティング」などさまざまなクラスとなっていました。
結果的に、留学前に610点だったTOEICの点数が850点まで上がりました。
留学終了までの目標の一つがTOEIC800点以上の取得でしたので、無事に達成できました。
セブ留学まとめ
いろいろと私の体験をお話してきましたが、端的にまとめてみるとこんな感じです。
本当に、セブ留学へ行って良かったと心から思います。
しかし、フィリピンにはたっくさんの語学学校があって、中には悪質なところもなくはありません。だからこそ、見極めが大事だと思います。
値段が安いのは何故かを考えたり、生徒の口コミは1人だけではなく何人かのものを見て客観的な意見なのか確かめたりするのは良い方法だと思います。
また、語学学校のスタイルも様々です。リゾート型、セミスパルタ、スパルタなど、どれも良いスタイルだと思いますが、やはり人には向き不向きがあります。自分に合っているタイプがどういうものか見極め、自分に合った学校を選ぶということがフィリピン留学成功の秘訣です。
わたしは本当に良い語学学校を選ぶことができたと思っていますし、そのおかげでフィリピン留学が成功したと言っても過言ではないと思っています。残念ながら私がお世話になった語学学校はコロナ禍で潰れてしまい、紹介できなくなってしまいましたが・・・笑
これを読んでいる皆さんにも、留学を成功させてほしいので、語学学校選びには時間をかけて良いと思います。
こちらは自分に合った語学学校をセブで探す方法をまとめた記事になりますので、気になる方は読んでみてください。
フィリピン留学に心配を抱いているそこのあなた。
フィリピンにもたしかに訛りはあります。しかし、ネイティブにも訛りはありますし、ノンネイティブにもたくさんの訛りがあります。
訛りを気にするよりも、伝える力をフィリピンで伸ばしてみませんか?