ワーホリ

オーストラリアのファームで働いた3週間弱のお給料発表!

こんにちは、きよです!シドニーに移動して2週間が経ちました!2週間とは思えないくらい色々なことがありましたが何とか住むところは決まりましたし、仕事もほぼ決まってオンラインでのトレーニングを受けています!また、仕事について詳細が決まったらそれについてもシェアしたいと思います。

さて、シドニーに来る前はブリスベンから電車で1時間ほど離れたカブルチャーのいちごファームで3週間弱お仕事していた訳ですが、ようやくお給料が全部振り込まれました!!!(本当は働いた週の2週間後には振り込まれるはずだったんですが2.3週間遅れて最近振り込まれました)

正直言って、驚愕しましたね…笑(悪い意味で)

私には向いていないな、と思ったのと飽きた!!ということで見切りをつけてさっさと辞めてしまいましたが(笑)、お給料がとりあえず全部払われたことに安心していますし、やっぱり辞めて良かったなあ、と。ファームって悪徳のところもやっぱりあって、お金払われないこともあるみたいなので。実際に、わたしの友達はお金払ってもらえなかったと聞きました。

…という訳で!!わたしの微々たる給料を公開していきます^^笑

ファームのお給料の仕組み

ファームの給料制には主に2種類あります。

①時給制

②歩合制

の2つで、私のファームは②の歩合制でした。

歩合制のイチゴファームの中でも、1トレーいくらと決まっているところと○kgでいくらと決まっているところがあり、私のファームはキロ数でお給料が決まるところでした。

この"○kgでいくら"というのも時期やファームによって変わっていきます。

私は9月4日から9月22日までピッカーとして働いていたのですが、この頃はいちごのピークシーズンだったため、価格は安めで

1kg=50¢(0.5$)

でした。オフシーズンだと価格は高くなりますが、その分取れる量も少ないのでトップピッカーだとしても、そんなに稼げないみたいです。

ファーム仕事1日の流れ

さてファーム期間中どれくらい働いていたかと言うと、"朝日と夕日をイチゴ畑で見れるくらい"です笑

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時間で言うと12時間くらいですね!☆笑(ブラックにも程がありますね笑)

仕事があった日の一日の流れはこんな感じでした。

5:00 起床、身支度、朝食

トイレと洗面所は1個ずつなので譲り合いながら使っていました。

5:30〜40 シェアハウス出発

車を持っていない人は1日5$のピックアップ代を払い、誰かの車に乗せてもらいます。

6:00 ファーム到着、仕事スタート

ゴム手袋をつけたらピッキング開始です。周りの人と話したり、音楽を聞いたり、黙々とイチゴに向き合ったりと思い思いにイチゴを摘んでいました。

適宜休憩、ランチ

わたしがいたファームの良かったところが、休憩を好きな時に取れたことです。お昼ご飯には前日に作っておいたサンドイッチを食べていました。

17:30〜18:30 終了

日が沈み始めた頃にはだいたい終わりました。たまに日が沈んだ後に終わる時もありました。

18:30〜19:00頃 帰宅

仕事が終わったら、また車で送ってもらってシェアハウスへ戻ります。順番にシャワーを浴びていきながらご飯も食べていきます。また、翌日分のお昼も用意します。

21:00 団らん

みんなシャワーも浴び終わるとリビングで団らんします。たま〜にKFCでフライドチキンを買ってみんなで食べたりもしました。

22:00 就寝

ハードワークだったので、22:00頃にはもうみんな寝る準備をしてベッドに入っていました。笑

他のシェアハウスの人たちは12時とかまで起きてたみたいですが私のいたところはほぼ全員女性で睡眠時間確保したい人ばかりだったので…笑

基本的に一日12時間拘束で、週に1回休みが取れるという体制でした。

肝心のお給料は?

はい、読んでくださっている方が一番気になっているところだと思います!!

ズバリ、全期間(お休みを3回取ったので計16日)の合計金額をお伝えしたいと思います!!ピッキングした量を元にお給料が決まり、税金を引いた分が手元にお給料として振り込まれます。また、スーパーアニュエーション(オーストラリアの年金)も払ってくれますが、これは別の年金口座に振り込まれる為すぐには引き出せません。(手続きが必要になります)そのため、今回の金額には含めません。

はい、ではその気になる金額は………

1週目(5日間)

351.48AU$

2週目(6日間)

400.31AU$

3週目(5日間)

302.64AU$

合計(16日間)

1,054.43AU$

1$=85円で計算すると、89,626.55円

16日間、ほぼ毎日12時間労働をしてこの金額しか稼げませんでした…時給換算したくありません…笑

私は正直言って自分の無能さを感じました…笑笑

そしてファーム滞在中、ファーム仕事用の服や靴、食料費、シェアハウスのレント、ピックアップ代などがかかるので、実質のプラスは残念ながら微々たるものです。

これはあくまで私個人のものなので、もちろん要領の良い人や長く働いている人はもっと稼いでいました。トップピッカーの方は1週間最低でも800ドルは稼げると言っていましたし、わたしと同時期に始めた日本人女性で1週間で500ドル稼いでいる人もいましたので、いかに早くコツを掴んで実践できるかが大事なのかなと思いました。

私がファームで稼げなかった原因

あまりにも稼げなかったので、何故稼ぐことができなかったのか原因を考えてみました。ここに当てはまっている方はもしかしたらあまり稼げないかもしれません。(もちろん100%ではありませんよー!)

①体力不足

私は吹奏楽とマーチングをしていたので、文化系女子にしてはけっこう体力がある方だと思っていました。ですがやはり体育会系には全然勝てませんね。

ファームにはムキムキの男性がたくさんいましたし、体育会系女子もたくさんいました。

②細かいところを気にする

これは最初私も全然気付かなかったのですが、細かいところを気にしすぎると全然量が取れなくなります。

例えば、イチゴを一個一個丁寧に摘むと確実に綺麗に採れるし周りの葉やイチゴを傷つけません。でも、トップピッカーの人たちは両手全部の指を使って一気に摘むそうです。たまにトップピッカーと近いところで摘んでいると傷付いた葉っぱやイチゴを見かけました。それでいいの?!と何度も思いましたがそれでも摘んでいるイチゴは綺麗なのでそれで良いみたいです。

またそれぞれ担当のレーンがあるのですが、となりの人のレーンに大きなイチゴがあったとき、それも取っている人が多いみたいです。自分のレーンは自分のもの、となりのレーンにあるものは他の人のもの、と思ってしまうとなかなか収穫の量は増えません。涙

わたしは隣のレーンのイチゴを取ろうとしたら罪悪感に苛まれて取れませんでした。みんなしてるのに…笑

以上の体験から、几帳面な人や罪悪感に弱い人達には向いていないかもしれないと思いました。

③単純にまだ初心者

1週間とかで慣れて稼げるようになるかなーと思っていましたが3週間でもわたしは慣れることができませんでした。自分は割と習得も早い方だと思っていましたが、全然でした。

また、使いやすいトロリーの日、残りもののへっぽこトロリーの日など日によって様々で、トロリーが変わると収穫量もかなり変動しました。特にへっぽこトロリーに当たってしまうと真っ直ぐ動かすことすら難しいときもあり、使いこなすことはまだ出来ませんでした。

終わりに

さて、3週間でいくら稼げたのかをお伝えしましたがどうでしたか?

こんなもんだよね、といった感じかそれとも、たったそれだけ?!という感じか、感じ方は人それぞれかと思います。

ファーム仕事はオーストラリアでセカンドビザを取りたい人にとっては避けて通れないものになります。イチゴファームを考えている人の参考になればと思います。

  • この記事を書いた人

きよ

平成7年(1995)生まれの文系学部卒エンジニアです。 2020年からSESの会社で働いていましたが、転職して2023年からは自社開発企業でWebエンジニアとして働いています。 最近日本在住のアメリカ人と国際結婚しました。 デザインと旅が好きです。

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