ワーホリ

オーストラリア滞在期間2週間で日本一時帰国しちゃいました!

こんにちは、きよです^^

しばらく投稿ができませんでしたが、実は日本に2週間ほど一時帰国していました。

当初は翌年の2月までは帰国しない予定でしたが、いくつかの理由から帰国することを決意しました。

そして、ブリスベンに再び戻ってきたわけですが、日本への一時帰国をして本当に良かったと思っていますし、後悔もありません。

今海外にいて、帰国するか迷っている人やセブ留学後にどうするか迷っている人の参考になればと思います。

そもそもなぜ帰国しない予定だったのか

以前の記事を見てくれた方はご存知の通り、わたしは4月22日から3か月間フィリピンの語学学校で英語を勉強していました。留学後ワーホリや海外インターンに行く友達の多くは、留学終了時に日本に帰国してから、それぞれの次の目的地に向かっていました。

しかしわたしは、いろいろと考えた結果、セブからブリスベンまでの航空券を購入しました。

フィリピンに行ったことがある方はご存知かと思いますが、フィリピンは、出国のフライトを予約していないと入国ができません。

このルールは不法滞在者を防ぐためだと思われますが、留学で行く人や観光で行く人でも、フィリピン行きの飛行機のチェックイン時に帰りのフライト予約を提示する必要があり、ない場合は飛行機に乗れない可能性もあります。

このルールがあったため、留学開始時には、フィリピン出国の飛行機を予約しておく必要がありました。

帰国しないと決めていた理由は、主に以下の3つでした。

盛大にお見送りしてもらったのに3か月で帰りたくない

日本出発時には、友人や家族がお見送りに来てくれて、1年後に会えるの楽しみにしているね〜!という感じでお別れしました。

友達や家族に、しばらく会えないからとたくさん会ってもらって、見送りもしてもらったのに、3か月で帰るのでは成長した姿が見せられないと考えました。

せっかく休学して海外に行くのだから、目一杯海外で過ごしたい

わざわざ大学を休学して海外に行く時間をつくっているのだから、もったいない時間を過ごしたくないと思いました。

日本帰国せずにそのまま移動すれば、オーストラリアで過ごせる時間が増えると考えましたし、航空券代も節約になると思いました。

一度帰ってしまったら、もう一度海外に行きたくなくなる気がする

わたしは海外も好きですが、日本も大好きなんです。だから、日本に一度帰ってしまったら、絶対に日本を離れたくなくなる、と思いました。

母と弟が留学終了のタイミングでセブに遊びに来てくれることが決まっていたため、荷物の入れ替えなどについては問題ないと思っていました。

セブ留学後、オーストラリアへ移ってなぜ考えがかわったのか

楽しかったセブでの留学が終わり、家族とのセブ旅行中にふと、"日本帰りたいな”と思いました。

一緒にいれたのが3泊だけだったので、もっと一緒にいたいという気持ちがとてもつよかったことを覚えています。

ですが、以下の3つが帰ろうと思った主な理由です。

一時帰国しようと思った理由3つ

  • いつ何が起きてもおかしくないし、後悔したくない
  • たまたま同じ時期に会いたい人たちに会えることがわかった
  • オーストラリアでセブロスになった

いつ何が起きてもおかしくないし、後悔したくない

実は、留学中の6月初旬に祖父が急に亡くなり、その時にも一時帰国したんです。

その時はお葬式関係のためだったので、することがたくさんで、あまり自由に話したり過ごしたりする時間も余裕もありませんでした。

祖父は、亡くなるわりと直前までは元気で、お散歩や筋トレなどを毎日していました。

ですが、転んで骨折してしまい、手術と入院で一気に弱ってしまったのです。

祖父は精神科医だったのですが、薬と病院が苦手で、入院して数日で天国へ行ってしまいました。

今でも、朝起きたら母から「祖父が死んじゃった」というメッセージが届いていて、留学先の食堂で号泣したことを鮮明に覚えています。

ほんとにあっという間だった。というのが印象です。

そのようなこともあり、

「家族との時間をもっと取りたい」

「いつ何が起きても後悔したくない」

という思いがセブでの旅行で家族と過ごす中で強くなりました。

たまたま同じ時期に会いたい人たちに会えることがわかった

セブでの家族旅行も終わり家族とホテルでお別れしたあと、留学中のルームメイトの2人とビデオ通話をしました。

そして、そのうちの1人が世界一周に行く予定だったのですが、8月18日に羽田空港出発だと聞きました。

元々、8月中旬に大学のサークルの後輩たちの本番(吹奏楽サークルに所属していたので、コンクールがこの時期でした)があり、ぜひ顔を出してあげたいと思っていた時期です。

さらにさらに、沖縄で4年前にヒッチハイクをして仲良くなったアメリカ人のファミリーが8月中旬くらいから来日するというではありませんか!!!(笑)

ちなみにアメリカ人のファミリーと仲良くなった話はこちらの記事に書いていますので、気になる方はこちらもチェックしてくださいね。

女子3人、沖縄でヒッチハイクしたらアメリカ人ファミリーと仲良くなれた話

2024/6/8    , ,

それは、大学2年生の夏。 高校時代の友達、通称(自称)「おしりーず」の女子3人で沖縄旅行をしたときの話です。 私達は集合日を決めて、沖縄への航空券は各自で手配することにしました。なにせ一人は京都、一人 ...

そんなに会いたい人たちに同時期に日本で会えるとなったら、日本に帰りたい気持ちがもっと強くなってしまいました。

オーストラリアでセブロスになった

航空券はすでに予約してしまっていたし、今からこのまま日本に帰ったとしたら1か月日本で時間を過ごすことになります。

とりあえず、その帰りたいという気持ちはしまってワーホリをするためにオーストラリアへ移動しました。

ブリスベンに着くとまず、大学のゼミの同期で4月からブリスベンで語学学校に通っている友達に会いました。

そしてその後、当たり前ですがその友人以外に友達がいないことに気づきました。(笑)

セブではありがたいことに、たくさんの友達に恵まれたので、友達がいない生活には耐えられないと思いました。

そこでこのままだとダメだ、、、と思い、市内で行われているLanguage Exchangeや教会、図書館で行われているEnglish classやEnglish conversationに参加し、それらを通じて知り合いや友達は何人かできました。

しかし、私の気持ちはこれからの生活へのワクワクよりも、不安や寂しさがはるかに大きく、どこへも行く気になれずに宿泊しているバックパッカーズのベッドでYouTubeを見て丸一日過ごす日もありました。

セブでの生活が想像していたよりもはるかに濃く、充実していたため、いうなればセブロスだったと思います(汗)

今思うと一学生だったこともあり、現地で働くことにとてもマイナスな気持ちを持っていたように思います。本当は1年間がっつり留学したいくらいだったけど、金銭的な問題で諦めて働くことにしたというのも理由の一つだと思います。

セブにいる間は、一番やりたかった英語の勉強だけしていれば良かったですし、同じような志の仲間がいて、環境も整っていて。

物価も安いからお金の心配もそんなにしなくて良いし、土日は自分の大好きなマリンアクティビティもできて。

セブは自分にとって、理想通りの環境だったんです。

セブがめちゃくちゃ恋しいよ〜〜(;ω;)

このままでは良くないと思い、気持ちの入れ替えをしたいと思いました。

私の中で、その最適な手段が日本への一時帰国でした。

日本へ一時帰国することを後押ししたのは母と父の言葉

一時帰国するとしたら航空券いくらだろう?と思い調べてみると、往復で7万円台の航空券があるじゃないですか・・・!!

しかもLCCではなく、カンタス航空で!!

帰りたい日程まで1週間くらししかなかったので、10万円はするだろうなと思っていました。

逆に10万円を超えていたら、帰国を諦める理由になっていたかもしれません。

こんなにいろんな偶然が重なったのと、自分のメンタルがかなりやられていたので、まずはお母さんに相談しました。

日本に帰りたい、ということも伝えました。

そして母は、「帰りたかったら帰っておいで」と言ってくれました。

言う前から、多分この言葉を待っていたんだと思いますが、そう言ってもらえて安心しました。

お父さんにも、「日本に帰るっていったらどうする?笑」と聞いてみたら、「弟がキャンプしたいって言ってたよ~」みたいな軽いノリの返事がかえってきました(笑)

この二人の言葉で決心しました。

きよ
きよ

うん、やっぱり日本帰ろう!

航空券を購入したことで、日本帰国までの日々は少し楽な気持ちで過ごすことができました。

一時帰国中にしたこと・できたこと

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一時帰国の期間は8/7〜8/21の2週間にしました。

もっといたい気持ちもありましたが、それ以上長くいたら本帰国したくなってしまうかもと思ったからです。

帰国中には以下のことができました。

一時帰国中にできたこと

  • 世界一周へ出発する友人のお見送り
  • セブ留学メンバーと日本でプチ同窓会
  • 父と弟とのキャンプ
  • 家族とゆっくり会う
  • 日本食たくさん食べる
  • 大学サークルの後輩のコンクール見学&激励
  • 来日中のアメリカ人ファミリーとの再会のため京都へ
  • 学生中のバイト先への訪問
  • 母方親戚と田舎でバーベキュー
  • 小さい頃から毎年食べていたお店の宇治ミルク金時かき氷を食べる
  • 高校からの親友と再会
  • 母校の高校を訪問して恩師と再会
  • 地元で大好きなさわやかのげんこつハンバーグを食べる
  • 学生時代の先輩+同期とディズニーシー
  • 休学・留学仲間の学生時代の同期と再会

今こうやってリストに出して見直すと、よく2週間でこんなに予定を詰められたな、というくらいたくさんできました。笑

全力で日本一時帰国を過ごせたことで気持ちを切り替えられて、オーストラリアでのワーホリに復帰して2月まで鼓舞して過ごすことができました。

日本一時帰国を終えて思うこと

個人的に今回の一時帰国は、自分のこれからのために有益な選択だったと感じています。

外国と日本は思ったほど遠くないし、どこに行くか何をするかよりも、誰と行くか、誰と過ごすかということが私にとって大事だと再認識できたからです。これは、私だけに限ったことではないと思います。

同じように迷っている方がこの記事を読んでくれているのだとしたら、わたしが思うのはやはり、

帰りたくて、帰れるなら帰っても良いと思う

ということです。帰りたいと思っても帰れない人はたくさんいると思うので、そういう時は耐えるしかないのかもしれませんが、帰れるのであれば、無理して帰らないでいる必要はないと思います。

もし、帰りたいし帰れるのに帰らなくて、もしその後に大事な人がいなくなってしまったらどうしますか?後悔しませんか?

そんなこと起こらないと思っていてももしかしたら起こってしまうかもしれません。

わたしは、自分の人生や生活も大切にしたいけど、それと同じくらい周りの人のことを大切にしたいと思っていますし、結果的にそれが自分の人生を豊かにすることにつながると信じています。

だから、逢いたいと思ったなら、たとえ距離が遠くても逢いに行こうと思いました。

人がいつ亡くなるのか、地球がいつ滅亡してしまうかなんて、誰にも分かりません。

だから、いつ別れや終わりが来ても後悔しないように生きよう、と祖父の死や今回の一時帰国を通して強く心に誓いました。

少し重たい話になってしまいましたが、これを読んでくれている皆さんにも後悔してほしくありません。

だから、帰国するか迷っている人は周りの家族や友達に相談してみてください。

きっとあなたの帰りを心待ちにしている人がいます。

そして、あなたが後悔しないためにも、自分が会いたいと思った人から誘われるのを待つのではなく、ぜひ自分から誘ってみてください。

わたしは、平成最後の夏、日本に一時帰国して家族や友達と過ごせて本当に良かったです。

きよ
きよ

一緒に、後悔しない人生にしていきましょう!

それではまた!

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  • この記事を書いた人

きよ

平成7年(1995)生まれの文系学部卒エンジニアです。 2020年からSESの会社で働いていましたが、転職して2023年からは自社開発企業でWebエンジニアとして働いています。 最近日本在住のアメリカ人と国際結婚しました。 デザインと旅が好きです。

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