アメリカ移住を前に、VPNを契約するべきか迷っている方へ。 私は2026年9月に配偶者ビザでアメリカへ移住し、NordVPNを契約して使っています。 移住1ヶ月目の時点で、VPNを使っている場面と、なくても困らなかった場面を分けてお話しします。
→ 関連記事:アメリカ配偶者ビザ申請の体験談|期間は1年9ヶ月・費用と流れ全記録
NordVPNを見てみるアメリカ移住にVPNが必要かは、使う場面で決まる
先に答えからお伝えします。
私はいま、パソコンのセキュリティのためにVPNを使っています。一方で、日本の銀行アプリはVPNを使わずにアメリカから使えました。
日本の銀行アプリのように、VPNがなくても困らなかった場面もあります。必要かどうかは、何に使うかで変わります。
| 場面 | 私の場合(移住1ヶ月目) |
|---|---|
| パソコンのセキュリティ | 使っている(基本いつもオン) |
| 日本の銀行アプリ(ログイン・振込) | VPNなしで使えた |
| カフェや図書館の公共Wi-Fi | まだ使っていない(これから使う予定) |
日本の銀行アプリはVPNなしで使えた
私の場合、日本の銀行のアプリに、アメリカからVPNを使わずにログインできました。振込もできています。
日本の銀行のためにVPNを契約する必要は、私にはありませんでした。
ただ、これは私の口座での話です。海外からのアクセスや、海外に住む人の利用を制限している銀行もあります。海外に住所を移したら届け出が必要な銀行もあります。
使えるかどうかは、ご自身の銀行の案内で確認してください(2026年10月時点の私の状況です。銀行の条件は変わることがあります)。
日本の口座をどう残したかは、こちらにまとめています。
→ 関連記事:海外移住で銀行口座はどうする|閉じられない口座と残す設計
NordVPNの活用方法。パソコンでいつもオンにする
NordVPNは、2026年10月、渡米して最初の週に契約しました。いまはパソコンに入れて、アメリカでは基本的にいつもオンにしています。
パソコンは毎日使う道具なので、セキュリティは強化しておいて損はないと思っています。

いつもオンで使うなら、アプリの次の2つの機能が役に立ちます(公式ヘルプで2026年10月に確認)
- 自動接続: 設定しておくと、手で操作しなくてもVPNにつながる。Wi-Fiのときだけ、などの条件も選べる
- Kill Switch: VPNの接続が切れたとき、保護されていない状態でインターネットにつながるのを防ぐ。動き方はOSによって違う
(出典: NordVPNヘルプセンター「NordVPNのKill Switch機能の仕組み」/「How to set up auto-connect on the NordVPN app?」・英語のページです)

なお、仕事で使うパソコンに個人のVPNを入れる場合は、会社や取引先のセキュリティのルールが優先です。先に確認してください。
公共Wi-Fiでは、まだ使っていない
カフェや図書館の無料Wi-Fiでは、まだVPNを使ったことがありません。これから外で作業する予定があるので、そのときに使うつもりです。
公共Wi-Fiは、同じネットワークに誰がいるか分かりません。パスワードなしでつながるWi-Fiでは、通信そのものが暗号化されていないこともあります。
公共Wi-Fiを使うときの注意は、総務省の「無線LAN(Wi-Fi)の安全な利用」のページにもまとまっています。
渡米直後にそろえたものでいうと、携帯の契約のほうが先に要りました。
→ 関連記事:アメリカの携帯はSSNなしで契約できた|家族回線に追加した手順
VPNのメリットとデメリット
VPNは、端末とVPNのサーバーのあいだの通信を暗号化する仕組みです。
メリット
- 同じWi-Fiにいる人や回線の提供元から、どこに接続しているかを見られにくくなる
- 公共Wi-Fiを使うときの備えになる
デメリット
- サーバーを経由するので、通信速度が落ちることがある
- サービスによっては、VPN経由の接続を制限している
- お金がかかる(NordVPNは有料)
VPNを使えば完全に安全、というわけではありません。偽のサイトに自分でパスワードを入力してしまえば、VPNでは防げません。OSやアプリの更新、パスワードの管理は、VPNとは別に必要です。
NordVPNの台数と返金保証
私はNordVPN以外のVPNを使ったことがありません。使い比べた感想ではなく、公式に公開されている仕様をまとめます(2026年10月に確認)。
| 比べるポイント | NordVPN(公式の案内) |
|---|---|
| 同時に使える台数 | 1つの契約で最大10台 |
| 返金保証 | 新規の契約は、最初の購入から30日以内なら返金を申請できる |
| 返金保証の対象外 | 更新後の支払い(現地の法律で別に定めがある場合を除く)。App Storeで購入した場合は、Appleの返金ルールに従う。実店舗やマーケットプレイスなどで購入した場合は、購入先に問い合わせる |
(返金保証の出典: NordVPNヘルプセンター「返金ポリシーについて」/台数の出典: NordVPNヘルプセンター「NordVPNで「セッション制限に達しました」というエラーが表示されます」)
返金保証は新規の契約だけなので、続けるかどうかは更新日の前に決めておく必要があります。
ほかのVPNと比べるときは、台数と返金の条件に加えて、通信の記録(ログ)の扱いと更新時の料金も、それぞれの公式サイトで見ておくと安心です。
私が選んだNordVPNのプランと料金
私が契約したのは、NordVPNのCompleteプランの1年契約です。支払いは、初回の1年分で12,999円(税込)でした。
私はアメリカから申し込み、公式サイトの料金はドルで表示されていました。12,999円は、カードで実際に決済された金額です。日本から申し込む場合は、表示される通貨や金額が違うことがあります。2年目からの更新料金も、初回とは違う金額になることがあります。
※2026年10月の契約時点の価格です。料金とプランの内容は変わることがあるので、最新の情報は公式サイトで確認してください。
Completeを選んだのは、セキュリティも強化しておきたかったからです。
端末は、いまはパソコン1台だけです。iPadとiPhoneにも入れる予定です。
最新の料金とプランは、公式サイトで確認できます。
▶︎ 快適なネット環境NordVPNであなたのネット上の個人情報を守りましょう【NordVPN.com】登録からパソコンで使うまで

公式サイトでプランを選び、メールアドレスを登録して支払いました。そのあと、パソコンにアプリをダウンロードしてログインし、接続しています。

こんな人にはNordVPNをおすすめします
いまの私の使い方と、これから使う予定の場面から、次のような人にはNordVPNをおすすめします。
- カフェや図書館など、公共Wi-Fiで作業することが多い人
- 毎日使うパソコンのセキュリティを、保険として強めておきたい人(スマホやタブレットも、1つの契約で最大10台まで)
一方で、次のような人には要らないかもしれません。
- 日本の銀行アプリを使うためだけに考えている人(私の場合は、VPNなしで使えました。まず銀行の案内を確認してください)
- 外のWi-Fiをほとんど使わない人
VPNを契約する前に確かめておきたい2つ
動画配信の地域制限を越える目的では、勧めません。 海外から日本の動画配信を見るためにVPNを勧める記事は多くあります。ただ、配信サービスの多くは、VPNで地域制限を越えることを規約で認めていません。
仕事で使う人は、会社のルールが先です。 個人のVPNを使ってよいかは、会社や取引先のセキュリティのルール次第です。
まとめ:VPNは使う場面を決めてから契約する
日本の銀行アプリのように、VPNがなくても困らない場面はありました。VPNが必要かどうかは、何に使うかで決まります。
次の一歩は、渡米前に、日本の銀行アプリが海外から使えるかを銀行の案内で確かめることです。そのうえで、外のWi-Fiで作業する予定や、パソコンを毎日使う予定があれば、VPNを検討してみてください。
使っていて目に見える違いは、今のところ少ないです。それでも、これからのカフェや図書館での作業にも使えるので、毎日使うパソコンの保険として入れておきます。
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